代表挨拶

株式会社日本エコ・ケア・サービスのホームページにお越しくださり、ありがとうございます。
弊社は、2002年5月に、地域環境福祉の創造企業のスローガンの下、地域の皆様を笑顔にするためのコミュニティ創りを目指して創立しました。

すべての人と、自然と、共に生きる

設立当初、21世紀を目前に控え、社会情勢も目まぐるしく変化し、私たちは、生活、教育・福祉・医療・環境・経済・情報・文化・・・あらゆる分野において未曾有の問題を抱えていました。

折しも、高齢者を社会全体で支えるという理念をもって、2000年4月に介護保険制度は誕生しました。それ以前は「措置制度」と呼ばれる行政によるサービスが介護の中心でしたが、増え続ける高齢者の方々と、それによる福祉費用の増加によって自治体財政が圧迫されたことで、確実な財源確保を実現するために「介護保険」が制度化されることになったのです。また、背景には、家族だけで介護をすることが難しい時代となったことも影響しています。それ以前は、「介護は家庭(家族)の問題」というのが常識とされていましたが、平均寿命が伸びたことで、寝たきり老人や痴呆性(認知症ともいう)を煩った高齢者が増加し、家族の負担も増大しました。特に、妻、娘など女性の負担が大きくなりすぎるということもあり、国からの援助が求められるようになりました。こうしたことから、2000年の介護保険制度発足に繋がったのです。

私たちは現状を真摯に受け止め、この変化・問題にどのように対応していけばよいのか・・・何が本当に必要で、今、何をしなければならないのか・・・何ができるのか・・・何より、私たち一人ひとりが本当はどう在りたいのか・・・ということを真剣に考え、行動に移していかなければなりません。

そこで、「全ての人と、自然と、共に生きる」ことを基本にした「生活様式」を構築していくことが最も重要なことであると考えました。会社という組織を通して、人と人とがふれあえる楽しく、優しく、明るいまちを創造することを基本に、子どもからお年寄りまで全ての人々が「心」にゆとりと満足感を持ち、真に快適で豊かな暮らしができるコミュニティ創りを目指して、2002年5月、地域の皆様と共に様々な活動をしていきたいとの思いから全てはスタートしたのです。